風街まろんのホームペーシさんより廃虚の音楽生活に恐ろしく共鳴してしまいました。CCCDについて僕が書けない理由のひとつを教えてもらった気がします。更にオーディオ的見地への意見にはかねがね同意でありまする。「リスナーの所得に応じて聴く音楽ジャンルと再生フォーマットが階層化される」かもしれないというのは頭を鈍器で殴られたような衝撃。なるほどオーディオ雑誌がCCCDに触れたがらない訳はなるほどそういう事情に依るものかもしれないなと勘ぐってしまう。
 しかし世の中には素敵な文章を書く人がたくさん居て参ってしまいます。

 ところで以前僕が久しぶりに感激した新人ジャズピアニストに松永貴志という17歳の若者がいます。彼のデビューCDの発売を待ちわびていたところなんとCCCDだったのです。寺島靖国氏は彼を大絶賛して自宅のリンCD12(1台300万のCDプレーヤー)で聞いているらしいがさてリン社はCCCDについて保証しているのでしょうか。調べたところ僕の使っているパイオニアのプレーヤーは保証外でした。驚いたのはボーズのウェーヴレディオ、これはなんと保証していました。