図書館行って3枚借りてきた。まずはベニーグッドマンインハイファイ。54年録音です。僕の持ってる廉価版ベストよりグッドマンのクラリネットの音が良い気がします。

 それからマイルスデイビス「クールの誕生」。これジャズ聴き始めたときに「絶対聴いても楽しくない名盤」と言われていた。歴史的価値はあっても演奏はそうでもないとな。今日初めて聴いたけどなかなか良かった。最近ジェリーマリガンのバリトンサックスが好きになりつつあったしDCPRGの元ネタのひとつと言われるギル・エヴァンスのアレンジも好きだな。

 もう一枚はポールデスモンドのベスト盤。アマゾンで試聴できないか探したけど見つからなかった。ジムホールのギターとの掛け合いは最高。アルト奏者ではアートペッパーの次くらいにすきかもしれないです。とても静かに丁寧に吹くのでウエストコーストファンやジャズダメな人もいけるかも。聴けば誰でも知ってる「テイクファイブ」(リンク先3曲目)でアルト(主旋律)を吹いてるのはこの人なのでした。