ジャズディスクを買うとき裏に「pablo」もしくは「Norman Granz」と書いてあるとオッと最近は思ってしまう。地元のユニオンではあまり遭遇しないのだけど、アマゾンから届いたディスクに書かれているとなんだかホッとします。最近はこういうリラックスしたジャズが好きなのです。

「Blues for Two」(試聴可)とか「Oscar Peterson & Harry Edison」(試聴可)とか「アート・テイタム〜ベン・ウェブスター・クァルテット」とか…ポップでラクでリラックスしたディスク…

 休みの日に小さい音で流しながらネットするも良し、読書するも良し、ぼうっと煙草と珈琲をのむのも良し、なスタイル聴き。

 ダブルユーのアルバムを聴かせてもらいました。どうしようもない只のカバーアルバムになってるかもしれないという予想はアッサリ裏切られましたヨ。ふたりの声がハモったりしてなかなかポップで素敵なアルバムです。ただこのハロプロ系の安っぽい音づくりは苦手、でも音楽の骨格は素敵だと思います。元曲が良いカラ、だけでは終わりそうにない辻加護さんの歌唱に期待するも新曲は「やっぱりつんくだった」という言葉を見聞きするにつれ、このアルバムがベストだったみたいなことになるんじゃないのか…と心配したりもします。

 先日、車で職場の人を送っていったときなのですが、「音がないと寂しいですね」と言って助手席に座るその方(女性)に「今(プレーヤーに)なに入ってます?」と訪ねるとしばらくの無言の後「ダブルユー?凄いの聴いてるね…」(見下した表情で)。この話をファンに話したらくやしそうでした。僕はいろんな音楽あって自分のアンテナにかかったらオーケーだと思うんですけどね。