再びまいるすもーど突入。「kind of blue」「We want miles」をくりかえしリピート。こんな静謐で美しい音楽はなかなかないぞと。マイルスのミュート・トランペットの美しさといったら!この2作品のあいだはちょうど22年、時間が開きます。前者はジャズ、後者はフュージョンとフォーマットは異なるものの、なんなんだこの完成度は。耳にもの凄いごちそうを食べさせているかのよう。無人島に持っていく2枚だな、と、「今は」思います。言ってる事がころころ変わるのが寺島靖国氏からジャズに入ったファンのサガ(笑)。マンフレド・アイヒャーによって”沈黙に次ぐ美しい音楽”というテーマを掲げて作られたレーベルがECMですが、その名フレーズは「kind of blue」にこそ当てはまる。

嗚呼!ここ数日ハイファイ堂に何故か続々と入荷するタンノイのオールドモデル。程度の良さと値段の安さにボーゼン。今は手に入らずとも30、40代で手に入れたいつってなんでジャズファンなのにJBLには全く目がいかないのだろう。