反復と差異
村井康司と後藤雅洋vs仲が悪いのが寺島靖国。なんだか笑ってしまう。ところで村井康司「ジャズの明日へ」を読み終えると「モダン・ジャズ」が終わってからの40年はなんだったのか現状はどうなのかということが見えてくる。そうするとデートコースで菊地さんがやろうとしていることの必然性が段々明らかになってくる。
ところで昨日からずっとエリントンをきいているのだが、この世にこんなに素晴らしい音楽が、宝物が、強度を持ったアートが、あることに驚かされた。エリントンの音楽はすべて素晴らしいとはよく訊いていたけれど、モダン・ジャズをききはじめた頃に初めて出会ったエリントンはそれほど感動をもたらさなかった。色々遠回りしてようやくエリントンとホントウの出会いをしたというわけです。
エリントンが面白くなるとデートコースももっと面白くなるから不思議だ。
図書館でなんにも考えず手に取った村井康司の本とエリントンコンサート1956とデートコースがひとつのライン上で繋がった。
マイルスに会った時もモーツアルトに会った時もそうだったように、「人生エリントンだけでやっていける。」と思ったよ。ジャン・ポールじゃねえけんどもさ。