阿佐ヶ谷はピースでポジティブなバイブスで

 

あふれているらしいです。羨ましい。>id:teihenさんによる阿佐ヶ谷ジャズフェスリアルタイム更新より。

 id:yuuotokoさんよりエゴグラム。懐かしいです。久々にやった結果はかなり当たっている気がします…。細やかな気配りと理性の強化…。確かに今の恋人にも頼りがいが全くないと言われていたりします。


 




 矢野顕子の音楽はほんとうにほんとうに素晴らしいのです。またフェイバリットがひとつ増えた。
 ずっときいてきたジャズも最近、邦人にシフトしつつある。山下洋輔菊地雅章、ケイ赤城。それは黒人のブルース云々を分かった上で「日本人として」わき出たエモーションがジャズとなっているからこうも自分にフィットするのだろうと考えている。
 矢野顕子の日本語がとても美しい響きでこころに染みるのも、似たような問題だと思っている。彼女の音楽が母性なら、上にあげた邦人ジャズメンは父性とも言えようか。
 きいていて無理がない。ごくごく自然にこちらへ入ってくるのは、間違いなく彼らも僕も日本人だからだ。なにも人種差別や右左の話をしたい訳ではなく、仮に自分のルーツを掘り下げていって最下層では人類みな兄弟であったとしても、だ、日本というアイデンティティから自分を切り離すことはできない。そんな事をここ最近おもう。あるいは表層的な意味ならず「翻訳」の問題がとても重要なのではないか、と。以前ウツボさんにおすすめして頂いた「翻訳語成立事情」を読んでみようと思う。

 しかして矢野顕子は凄い。そのクセのある声から食わず嫌いだったのを恥じる。こんなにも暖かく包み声高にならずに励ます音楽を僕は初めてきいたのだった(おかげで僕の実生活に少し光がさした)。

 一方でギル・エバンスをきいてその構成力にうなったりしているのだからいい加減なものだ。

 最近は図書館で借りたCDを安易にコピーダビングしたりしない。貸し出し期間の2週間、骨の髄まで吸い取るようにしてきいて(読んで)返却。それでも必要なら中古(古書)で探そうという考え。この方法だと、もの凄く少ない投資で多大なリターンを得ることができると思っている。所有欲や物欲からも少し楽なれる。案外コピーダビングしてもきかないものなのだ。自分にフィットするものやことというのは、世に言うほど多くないのかもしれないと最近感じている。

■上の話の文脈からわりと近い「クオリア立国」

http://www.qualia-manifesto.com/qualianation.html

■阿佐ヶ谷ジャズフェス
今日と明日だったのか…。今日の19:30、生の山下さん…。

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