土曜は午後2時まで仕事。その後彼女に会う。そのまま車で地元の街をぶらぶら。レコード屋へ行って岡村ちゃんのDVDを安く買ったり、あちこちで評判のボノボというバンドの「water」というシングルを買ったり、ダブルユーを流しながらドライブしたり。岡村ちゃんのライブは完璧。僕の中で理想のバンド形態だなあ。カッコイイ。この会場にいた人は幸せだろうなあという。岡村ちゃんエレアコからはじまるout of blueに鳥肌がたった。訳も分からず中学の頃聴いていたけど一周して今ホントカッコイイなあ、と思う。ボノボは一聴するとフィッシュマンズフォロワー、何回かきくと独特のさらっとした個性が出てる。ウン、わりと好き。ダブルユーはものすごくポップ。ポップス。いいな、好きだな。夜はお好み焼きを食べに行った。その帰り道に友達から「結婚するんだ」ってメールが。先日も別の友達から同じメールをもらったばかり。おめでとう。6月はそういう季節?

 日曜は遅く起きた。正しくは僕は七時には目を覚ましていたのだけど、彼女は悩み事があってよく眠れなかったらしい。靴を探しにABCマートへ。ウォーターモカシンを買おうと思ったが軽すぎて腰に悪そう。NBと迷った末、底のクッションがけっこう効いているモックを買った。軽くて涼しそうだ。スチャダラパーの新譜は購入見送り(理由:次の新譜が出るのもおそらく4年後だから)。ケンタッキーを買って河原へ行くと大学生がバーベキューをしていた。懐かしいというかなんというか学生時代、サークル、キョウダイ、オレンジディズ(見てないけど)みたいな感じはずっとあるんだなあと。自分も8年くらい前のこの季節に川に飛び込んだり馬鹿なキャンプをしたのを思い出した。バカだなあ、若いなあ、と思いながら見ていたけど、当時の自分も同じようなことしてたんだよな。

 先日ボーズのAW-1というラジカセをリサイクルショップで買った。カセットも聴けないし、時折左chがきこえなくなる。でもボースの音はなにか安心できるというか、際限の無いオーディオの世界で、ボーズを買って後はハードにはこだわらずにソフトに投資していければいいのかなと思わせる不思議な何かがある。音には少しこだわりたいけど、そんなに高いのはちょっと…。かといって何を選んだらいいのか分からないし、それほど「オーディオ」にはこだわらず「音楽を聴きたい」という向きにはピッタリなメーカーなのかもしれない。少なくとも今の自分には丁度良い。

 最近気に入ってよく聴くのはコルトレーンのバラードとベイシーのエイプリル・イン・パリ。ちょっとジャズを集中してきくのに疲れたので、バラードやビックバンドが心地よい。

 きっとココを読んでくださってる方も「コイツはジャズとオーディオの話ばっかりしやがって!」と思っていたと思う。自分も思っていた。もっといろんな事に視野を広げたい。広げて、狭めて、ってその繰り返しなんだよなあ、この十年。