音楽きく気力ないです…。ジャズは聴くのにすこしエネルギーがいるような部分があるカラ特にきかない。先週末に70'sソウルのコンピ買って車中で聴いてますがイイネー、コレ。

 昨夜聴いていたのは、今まであまり重要視してなかったポップ・マイルス。「You're Under Arrest」(試聴可)85年のチープなシンセ音にフュージョンなギター…マイルスのペットがなかったら、いやあってもわりときわどい作品。でもとてもメロディアス。最近ダブルユー岡村靖幸、プリファブ・スプラウト等きいて改めて思うのだけど主旋律あってなんぼだよね。ジャズのアドリブもメロディのウチといったのは寺島靖国氏だけども。元々原曲が古いポップスだったりするのだからそれが永遠性を持った美しいメロディでも多少古くさく感じるのは仕方がないのかな、と。その点上述の最晩年のポップ時期にマイルスはシンディ・ローパーの名曲「time after time」やマイケル・ジャクソンの「human nature」をカバーしているので常に現代性を気にしていたんだろうなあ。

 アコースティックなサウンドが第一みたいな捉え方を植え付けられた90年代におそらくもっとも音楽をきいた僕にとって、今聴くとチープなシンセ音爆発の85-94年くらいの音楽って苦手だったんだけどよく考えたらこの時期に少年時代を過ごして居るわけで、なんだか今ようやく一周した感じ。知らないだけでもっとオモシロイ音楽あるんだろうなあ。

 70'sのソウルコンピもほとんどの曲が3分程度で極上のメロディを聴かせるところにハマって居るわけで。オーディオ的にベースがどうだ、ドラムがどうだ、ペットがサックスの音色が云々としばらく言っていたのだけどもやっぱメロ大事じゃん?核にある音楽(のほうが分析的に聴く音色より)大事じゃん?みたいな気持ちになってます。長いね…。

■ 好みの変化

 ネオアコのギターの響きなんて大好きだけど、ナヨッとした男性ボーカルには何故か苦手意識が、最近。昔好きだったのに。プリファブはギリギリ。昔より女性ボーカルのほうが好きになった。最近の物だとbonobosもporalisも良いのだけど独特のナヨッとした男性ボーカルが苦手になってしまった…。

■ かっこいいことはなんてかっこわるいんだろう

 って染みる…、この名言は岡村ちゃんでしたよね?