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先日の日記に書いた、坂田明と加古隆はどんどん良くなってきました。
僕の感性がにぶいのかスルメ盤的な。
特に加古さんは70年代日本フリージャズシーンにかかせない人物で、
トリオでECMからアルバムも出ているそう。
クラシック、ジャズ、現代音楽を内包した加古さんの音楽が、
ちょうど今ストライクです。
最近ドヴォルザークつながりで、坂田明氏の「赤とんぼ」の
ラストトラックが「家路」で(それはそれは感動的な音楽)、
図書館で借りてきたクラリネット・アンサンブルの「アメリカ」がほんとうに素敵で、
ジャコがよく演奏してる「アメリカ」は、これは違いますよね?
(ライナーにはトラディショナルと書いてある)。
ちょっとドヴォルザークに興味ひかれてまっす。
さて、今週さらっと読んだのがこちら。
- 作者: 劇団ひとり
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いや、上手だと思いました。
あちらこちらで繋がっていくのが、なかなか良かった。
アイドルオタクを描いた章では、web上に(しかも知り合いに)
全く似た文章を書いてる人がたくさんいるぞって。
なにか奇妙な一致を感じました。
読むの遅い僕で一時間くらいで読めるのでおすすめです。