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そして始まり。マイルスを聴いて息を吹き返すのだった。
■はたしてウェブ日記は自閉だけに向かうものか…。他者は介在するわけだし。似た感覚、価値観の共有ができるというメリットもあるんじゃないかとかね。まあいいや。
■これは先々週の話し
オンキョーの箱はスコーカーがいかれていた事が分かりました(遅)。仕方なく転がっていたフルレンジをスコーカー代わりに。帯域はネットワークで調整してあるのでレンジがカバーされていれば平気なはず、という予感は当たり、今まで意識してなかった中域がグッと前に出ました。そりゃそうか。中域というのは人間の声(電話)あたり。映画のセリフなど。もちろんボーカルも。ドンジョバンニなどかけてもバリトンの声で音が割れることもなくひとまずシステム完成といったところ。
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圧倒的にチャーリー・パーカーの音楽に打ちのめされてしまい、ジャズ聞きはここで止まるのではないかという予想はおおかた当たってしまいました。ヴァーヴとサヴォイ、ESP ブルーノートはほぼ手元にある(あった)ので、残るはダイヤルと「マッセイホール」くらいだったのですが、「マッセイホール」を土曜に中古で見つけてしまって以来、それしか聴いてません。というか他のものを聴く気になれないのです。これは困った。これが世に言うパーカー信者か…。
マッセイホールなんて超有名盤ですけどあえてさけてたのです。
音は悪いが中身は凄まじい。ハサミ入りまくりですが…。
パーカー ガレスピー バドパウエル ミンガス マックスローチです。モダンジャズの「礎」です。ぼくが聴いてきた(脳内)範囲では誰も彼らを越えることはできていない。彼らのビバップがモダンジャズに移行してモードになったり、フリーになったりスタイルやアドリブの可能性は広がってきたし、現代となると同じ曲でも現代の解釈があるし録音の良さもある。でも越えてない。
音が悪いのでそれほどオーディオに凝らずにすむという今までやってきたことはなんだったのか的メリットも。モノラル録音だし、ベースの音なんてほとんど聞こえやしないしノイズも酷い。今はポータブルプレイヤーに(ヘッドホンではなく)イヤホンで聴いています。
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終わりとはじまり。死と再生かなあ。