つうことでイヤホンさがしに行ってきました。予算は3千円!STAX、B&O等々を除けば(笑)かなりいいイヤホンが買える(はずの)値段です。はじめて入った駅前の家電量販店にてすこし発作の予兆が。この前のイタトマ発作の影響でしょうか。…とすこしふらっとしながらもイヤホンコーナーをのぞくとどれも帯に短し、たすきに長しといった風情の中、叩き売りされていたのはティアックのイヤホン。嗚呼!ふつうはティアックなんて知名度ないもんね…(ソニーパナソニックはやっぱり割引率がひくいです)と嘆きつつもラッキーと、一応スペックをみると音圧感度が113db/mw、再生帯域は10-25000Hzでした。こういったイヤホンの値段て音圧感度だけで決まるようなところがあります。わすか数デシベル上がるだけで価格が上がってしまう。それはハイファイだけでなくこんな世界でもおなじなのでした。さて千円でおつりがくる買い物をすませ、さっそくきいてみました。ヨーロピアントーンでわりと良いのではないかと…………(1時間後)ってものすごく良いですこれ。テクニカのヘッドホンよりいいカモ。とても透明で見通しがよいかんじです。音も装着感もきき疲れなし!イヤホンも進化したんですなぁ。イヤホン買うなんて5,6年ぶりなんですが、ちょっとこれはすごいなあ。イヤホンの音がそんなに良いわけないんだけどなあ…不思議だ。こんな小さな投資で良い音って手に入るんですねえ。いまのぼくの身の丈には合ってる。

・検索してみたら意外にもヒット>http://www.teac.co.jp/av/accessory/Sound/detail/HP-N1.html

ちょっと今週お金つかいすぎた。

・ヘッドホンの効用
さいきんヘッドホンで音楽をきくことがおおくなりました。こまかい音をもっとききたいという理由で使いはじめたんですけど、音楽の骨格やディテールがハッキリわかるのです。実際これで苦手だったショーターやコルトレーンや1部のBN作品がよくわかるようになったし、クラシックの同曲異演についてもそう。
難を言えばやっぱり脳内に定位ができることと、耳が抑えられているっていう感覚でしょうか。イヤホンにしてみようかなあ…。耳の奥まで入りまっせー!ってやつ。


黒田恭一さん
この方の文章はクラシック・ジャズ評論家でありながら見下したところが一切、本当に全くでてこないのです。専門用語をやたらめったら使わないところもすごい。難しいことを簡単にいうという難しいことをやってのけてしまっている人です。「音楽は能書きをたれるためにきくのではなく、只ひとこといいなあ!というためにきくのです。」
嗚呼、自戒。

寺島靖国さん
ジャズ入門には最適な人の一人ではあります。ジャズファンを増やすのにおおいに貢献されてる方ですが、氏の趣味嗜好、オーディオ志向など偏りすぎているので、疑ってかからないとまずい部分もあり注意すべき人でもあります。