50-60年代のジャズを、特にウッドベースの量感がもう少し欲しい、とつきつめていったら12cmフルレンジ1発を60リッター箱にいれることで大満足。ジャズが楽しい♪(ハンダづけ、バイパス、周波数と箱の大きさ等、瀬川冬樹氏の本を読んでやりました。詳細は省略)

こりゃほかの音楽もきこう!ということで、良かった4枚。


1枚目はstill after crazy after all these years/ポール・サイモン
名盤ですが、ここまでジャズと関連が深かったとは!マイケル・ブレッカー、デイブ・マシューズ、スティーブ・ガット、トゥーツ・シールマンズ、デイビット・サンボーン、フィル・ウッズ(!)、などなど。恐ろしいメンツです。70年代独特のまろやかなサウンドとフルレンジのナチュラサウンドが絶妙にマッチ。まるでアナログレコードをきいているかのよう。


2枚目はベンズ/レディオヘッド
名盤ですが、こんなに楽器のアンサンブルやアレンジが凝っているとは思いもしませんでした。当時はメロディーだけ追っかけてましたが、やっぱり凄いことやってましたこの人達。ベース、ドラムのエフェクトのかけ方がツボ。


3枚目、ナムヘビメタリック/ナンバーガール
当時、受け付けなかったサウンドです。これまたエフェクトのかけ方とか好きだなあ。フルレンジにすると向井君が何を叫んでいるのか聞き取れる。ベースだけずどーんときてギターがカッティングで追いかけるのとか、すごく好き。


4枚目、コンピューター・ハウス・オブ・モード/スパンクハッピー
まったくフルレンジに合わないのは、打ち込みだから?そんなこと関係なく、1年経ってようやく真価がわかりました。去年は素敵なメロディーだなあと思いつつ、ピチカートとどうしてもかぶってしまって。今聴くとまったく違うのに。音の処理とかものすごく凝ってるので、これはフルレンジではなくて、いつものスピーカーのほうがいいかも。しかし個人的にものすごく琴線にふれるメロディーとアレンジだなあ。脱帽。


フルレンジはとにかく音楽が楽しくきける!といううわさはきいてはいましたが本当でした。ジャズ、ロック、クラシック。打ち込みはちょっと苦手みたいですけど、まりんのLOVE BEATなんかは違和感なかったです。


番外1、草原の人/松浦亜弥
何故かこれも今になって良い曲だなあ、と。


番外2、ジャズメン総参加のオーディオチェックディスクかつ内容も最高の異名をとるナイトフライ/ドナルド・フェイゲンはもうすこしするどく鳴ってほしいのに、音の色彩が多いので流石にフルレンジだと悪くはないけど、丸くなってしまう印象でした。