驚愕

7200000円のスピーカーてどんな音なんでしょうか?至上の贅沢だなあ。
http://www.asahi.com/offtime/jazz/031021.html

http://www.teac.co.jp/av/import/avant/avant_main.html

 ところで最近自分はオーディオの話をしませんが、今はちょっと横においておきたいような気がします。おそらく寺島さんは消費文化の最後の長老として後世になっても語り継がれる気がします。1ばんはじめの頃はJBL4312を使っていた気がしますがこれは気のきかない高校生がバイトで買える値段すよ。それが本1冊でここまで。21世紀初頭のロマンですよ。好きなジャズとオーディオの原稿を書いてオーディオをやるというのは。そして嫌い嫌いと言いながらも寺島さんの書く「文章」は面白いのです。そうそれは氏が大好きだという村上春樹のようだ、良くも悪くも、と言えば分かりやすいでしょうか。寺島さんは早稲田卒ですがいわゆるインテリを嫌うところなんか僕も共感を覚えます。そしてそこにコンプレックスがあるからこそジャズなんつう音楽をきいてるような部分もあるだろうし、ちょっと難しい本を読んでみたりもするのです。…とここまで書かせてしまうのだからやっぱり好き嫌い関係なく重要な人なのでしょう。

■ところで
 オーディオは水。料理も水が美味しくないと駄目だけど、オーディオもそう。結局は部屋です。完全防音な上、部屋の形が四角形ではない6畳部屋のミニコンポから流れる音楽はとてつもなく澄んで美しいのでした。その音を何回か聞いているうちに、今のところ自分には(金銭ふくめ)オーディオとは縁がないなあと「覚醒」したのでした。