なにやら勢いづいて、アンプを交換しました。今までは耐久性と小ささ(部屋との調和)という点をかって音の質は下がってもいいやとBOSEのアンプを使っていたのですが、ここに押入で眠っていたsansuiD907Gをかましてやりました。発売から20年以上経つアンプですが、流石にいい音を出します。サックスの滑らかさや、シンバルの粒立ち、なにからなにまで違う。これで再び大音量。……嘘みたいですが何をきいてもよくきこえます。*1どうしても苦手で途中でストップ・ボタンを押してしまうkind of blueのコルトレーンのサックスが楽器全体に力がみなぎったように突然、空間を描写し始めます。続くキャノンボールのアルトもただピーピー鳴っていたのが、ふっと浮き上がります。ハンクモブレーのリカードボサノヴァもその音楽性が伝わってきて楽しい!何より手に汗をかいています。
 まず「アンプを変えろ」というクリスキットの社長さんの言葉はなるほどこうして体験してみると分かります。今まで違いがたいしてないと思っていたのは小さな音だったから、という事に気が付きました。ま、普段は小さな音で聴いてるので構わないんですケドネ…。
 なんかスゲー音楽鑑賞が楽しい日だ。

*1:値段が10倍違うと僕のような耳でも流石に違いが分かります。