ハイテンションな日記を書いてしまい、
なにやら穴にでも入りたい気分です。
それくらい楽しかったということなのだけども、
ジャズ好きな人にしか分からないように書いてしまったようにも見えますね。反省反省…。
ここには音楽の事や趣味の事をなるべく書こうと思っていて、
それが裏目?に出ると昨日のような感じに。

Gentle November
武田和命(かずのりと読みます)というサックス奏者が居ました。
居ましたというのは89年に49歳の若さで亡くなったからです。
この方の吹く音というのがもの凄くて、天才ジャズ・サックス奏者ジョン・コルトレーンから付けられたあだ名が「タケダ・コルトレーン」。
僕は本家ジョン・コルトレーンよりも断然好きで、
この盤では山下洋輔(ピアノ)や国仲勝男(ベース)、森山威男(ドラム)という知る人ゾ知るという和製ジャズメンではもの凄いメンツで演奏しています。
ライナーには山下洋輔自身が「友人のクラシック演奏家の言葉を借りれば管楽器で表現できる最高の音のひとつ」と書いていますし、実際最初の7音でうひゃあ!と背筋に電気が走ります。滑らかなのに骨格がしっかりしているズズズッという音のサックス。最高です。
これは当時新星堂でしか扱わなかったらしく、このディスクも借りたものなのですが、なんとしても手に入れたい、と思わせてしまうほど強力なディスクです。