ちょう感動

仕事帰りにカーステからパティ・ペイジの声が流れた途端、ピンときた。うわあ良いなあ!うわあ良いなあ!とアホみたいになってしまい、その足でそのままレコード屋へ向かい、パティ・ペイジのspectrumベスト盤を買ってきた。

名前は知ってるけど音楽は知らず認識は「変わった名前だな…」程度。

CDを積極的に買うのを控えて二ヶ月になるけども、こういったこころふるえるかつあたたまる、芯から良いなあ!と思える音楽に出会えることはごくごくまれで、うん、なかなかまあまあ良いなあ、で終わることが多い。

偶然きいたラジオの声に惹かれる、なんてなかなか無いことで、これはくせえけど神様からのプレゼントだ!とはしゃいだりします。なかなか無いことだから。

フルトヴェングラーに心震えたりもしますが、今は少し荘厳に過ぎる。あっこちゃんの新譜も素晴らしいけど、今の気分にピッタリではない。気分にとても左右されやすい私ですけどもここまでぴたっとしたものに出会えると嬉しいですホント。

肝心の音、彼女はワルツの女王と呼ばれたらしく、デビューは1945年。ベスト盤12曲中7曲はこころあたたまるワルツです。今の季節、今日の雨、ハマり過ぎかも。いやあ、また宝物に出会えた。ばんざーい。

カーラジオで流れたのも私が買ったのもマーキュリー時代のもののようです。

20th Century Masters: Millennium Collection

20th Century Masters: Millennium Collection

(有名な1,2曲目は試聴できないですが、3曲目からは聴けるようです)