モンク、猫とスピーカー

近々引っ越しをする予定なので、貧乏オーディオとはオサラバするつもり。なのでヘッドフォンで聴いて、来る日に備えているのですが、同居予定のお人から「少しくらい持っていってもいいよ!」とのお達しが出たので、なにを持っていこうか考えました。なにせ、引っ越し(予定)後の家には猫ちゃん7歳がいるのです。スピーカーなどガーリガリやられるに決まってます。そこでひさびさB●SEのパチもんのような小型フルレンジ(DE●ON製)を引っ張り出しました。一体この家にスピーカーはいくつあるのだとかいう話は置いておいて。

音は…良かったですまあまあ。安物のヘッドフォンでずっと聴いてたからかもしれませんが。コレと小型アンプとDVDプレーヤーだけ持っていくことにします。


今日のディスクはセロニアス・モンクの「アンダーグラウンド」。1968年発表。まずはジャケットにヤられました。これはレコード好きな人は皆ハッと思うんじゃないかな?

アンダーグラウンド+3

アンダーグラウンド+3

ライナーノーツを読むとジャケットがこの年のグラミーを受賞したようです。確かこの年の音のほうのグラミーはお城のエバンスじゃなかったかな?しかし個人的には音もモンクに軍配をあげます、私は。チャーリー・ラウズのテナーとベーシスト(名前失念)がいいんだなこれがまた。モンクのピアノも洗練なのか、枯淡というのか、素晴らしいです。そしてモンクは名作曲家でもありますが、このアルバムはほぼ書き下ろしのオリジナル曲で固められていて、どれも良い曲、良い演奏ばかりです。

実はこのディスクよりも今日はクランペラーの大地の歌のほうがちょう感動的にきこえたのですが、それはまた後日。