新しいスピーカー

セレッション3が届いた。
意外に小さくベット脇に置くのにちょうど良いサイズ。
娘と格闘(笑)しながら梱包を解く。
初期タイプの密閉型な上、壁に付けるよう設計されてるらしいので
最近のオーディオでは考えられない壁にペタっと付ける置き方にした。
スタンドも手元に無いので床起きである。酷い条件だ。
場所を取らないのがいい。見場はチープだが今までよりはグッといい。イギリスの気品がある。
さてわくわくしながら結線していよいよ音出しである。どんな音か…。
マーキュリーm2のようにあまり眠たい音だとマズイ…と祈るように。
HDDプレーヤーからまずはウィントンマルサリスのライブ盤を流す。
少しずつ音を大きくしていくと…す、凄い!!
意外に早い。早くて軽い。割合最近のブリティッシュサウンド
まろやかなのにシャキシャキしている。ツイーターがチタンだからか、
高域も伸びていてシンバルなど気持ちよい。もしくはデジタルアンプのおかげか。
驚くべきは低域のくっきりさ。
これまたどこかで書かれていた通りベース等の動きがくっきりしていて最低限の量もある。
我が家はマンションで大音量は難しいが、大音量だともっと出るであろう感じだ。
これが設計者グラハムバンクの力か!と唸った。当時のコンピューターで色々解析して
コーン等作られているらしい。

空間表現力が高い、という噂は嘘では無さそうだ。しかし横方向のみで高さはほぼ無い。
HDDから次から次へリモコンで曲を変えていく。割合どんな曲も気持ちよく聴かせてくれる。
CDプレーヤー時代には考えられない便利さである。1枚1枚とっかえひっかえしてたからね。
今では音の良いipodが繋いであるようなもの。
チャーリーヘイデンのノクターンが流れると、おお!っと鳥肌、少し泣きそうに(笑)
昨日はそこで時間終了。
思った以上に良い買い物をしたようだ。
これでもまだ総額は15万程度。菅野沖彦氏が言うには趣味としてのオーディオは
30万からと言われた記憶があるが、片足くらい突っ込んで垣間見えた感じか。
今まで使っていたのがアルテックとはいえPCスピーカーから取り出したもの
だったのだから価格差はあって当然だがここまでとは思わなかった。

http://audio-heritage.jp/CELESTION/speaker/celestion3.html(商品説明ページ)